いわゆる「モンスター社員」と呼ばれる人の事ですね。
わざわざ職場で輪を乱す言動をして周りに迷惑をかける人って
どんな心理が働いているからなのでしょうか?
今回はモンスター社員の特徴や末路、対処法をご紹介しますね。
Contents
そもそも「モンスター社員」とは?職場にいるモンスター社員の特徴
モンスター社員とは同僚や部下に攻撃したり、上司に指示に従わない、
会社の悪口を上司の前で平気で言うなどの会社にとって
不利益を与えている行動をする社員のことです。
モンスター社員の特徴でよくみられるのは以下の4つになります。
①相手を過剰に攻撃する
周囲の同僚や部下に対してパワハラをしている社員はモンスター社員です。
自分の考えを見境なく発言してくるので、とても攻撃的な印象を与えます。
このような社員がいると部下が潰されたり、退職してしまうケースが多々あります。
②指示に従わない
協調性がなく、指示に従わない、上司に報連相が出来ない
などの特徴をもっている人もモンスター社員と言えるでしょう。
このタイプは自分の能力を過信しているので傲慢でわがままです。
自分の能力を過信し過ぎることで起こすミスが致命的になりがちです。
③会社の悪口を会社の中で言う
自分が選んで働いている会社の悪口を会社の中で平気で言ってきます。
悪口をいいたくなるのは分かるのですが、
せめて会社の外や上司がいない場所でコソコソと言うようにした方がいいでしょう。
④仕事をしない
自分の仕事が終わったら他の人を手伝うという気は一切ありません。
また、自分の仕事が溜まっていたら人に押し付けて平気で定時で帰るようなこともやってのけます。
このような社員がいると周りの業務負担が増えて職場の空気がとても悪くなります。
厄介なモンスター社員の対処方法
モンスター社員の対処法として以下の3つをご紹介したいと思います。
①人事担当者に相談する
モンスター社員が現れて、困っていたら人事担当者に相談するようにしましょう。
人事担当の方も上司のパワハラなどの対策はあるとは思いますが、
モンスター社員の対応策はほぼほぼないでしょう。
その時は、労働局の企画室へ出向き、相談してみてください。
②自分の上司に相談する
上位の上役に相談してみましょう。
他にも新人の時から目をかけてくれた先輩社員に相談するのもいいでしょう。
自分一人で何とかしようとするのではなく、先輩・上役に話して吐き出すことが大事です。
③モンスター社員に直接言う
モンスター社員に直接指導をしてみるのもいいでしょう。
職場では自分勝手は許されず協調性が大切であると新人研修で学んでいるはずなので、
「職場は協調性とチームワークが大切です」と直接指導してみましょう。
厄介な女性のモンスター社員の対処法
女性のモンスター社員は女を武器にして周りの人を困らせますし
男性が少しでもプライベートなことを聞いたものなら
すぐに「セクハラだ!!」と騒ぐのでまた厄介です。
そんな厄介な女性のモンスター社員の対処法をご紹介しますね。
男性が少しでもプライベートなことを聞いたものなら
すぐに「セクハラだ!!」と騒ぐのでまた厄介です。
そんな厄介な女性のモンスター社員の対処法をご紹介しますね。
①話を最後まで聞いてあげる
女性のモンスター社員と話をする時は相手の話を遮ることなく、
最後までしっかり聞いてあげましょう。
「そうだね」「気持ちは分かるよ」などの共感してあげる言葉が有効的です。
モンスター社員に共感したうえで、自分たちの態度や行動が
いかに間違っているのかを気が付かせてあげるのた大切です。
②冷静な態度で接する
女性モンスター社員の言動や態度をみているとイライラしてしまうものですが、
あくまでも冷静に、感情的にならず対応するようにしましょう。
感情的に反論してしまうとモンスター社員を刺激するだけでなんの解決にもなりません。
冷静な対応が重要なのです。
③褒める
ならば、褒めちぎって認証欲求を満たしてあげましょう。
認証欲求が満たされればこちらの要求も聞いてくれる耳をもってくれるかもしれません。
④会社のルールを再認識させる
常習犯的に遅刻・欠勤をするなどの問題行為があるモンスター社員には会社のルールを再認識させましょう。
一緒に企業規則を確認して、確認させたうえで問題行動に対しての罰則も説明するようにしましょう。
モンスター社員に弱点はある?辞めさせることはできるの?
モンスター社員が職場に1人でもいると周りに迷惑をかけるような
問題を常に起こすので、できるなら会社からいなくなってほしいですよね。
そんなモンスター社員を辞めさせるにはどうしたら良いのでしょうか?
モンスター社員を辞めさせる方法は二つあります。
・退職勧奨
・解雇
このどちらかです。
基本的には退職勧奨によって会社を去ってもらうのがいいでしょう。
退職勧奨により労働者が退職する場合、退職に関する労働者の同意があるため、
あとあと労働者との間の紛争に発展する可能性が低くなるためです。
退職勧奨をする場合は無理やり退職を迫るのはよくありません。
あくまでも労働者の自主的な退職を促すための働きかけをしましょう。
次に解雇です。
解雇で辞めさせたいというのは最終手段です。
職務怠慢がひどいケースなどでは解雇による方法もありますが、
日本の労働法では、使用者が労働者を解雇することはとても難しいのです。
解雇をするには就業規則や労働規約に定められている解雇事由に該当することが必要だからです。
解雇を行うには
・問題行動の悪質性
・注意や指導を十分に行ったかどうか
・配置転換などが可能だったか、配置転換を試みたか
・労働者に対して改善に必要な猶予期間を十分与えたか
・使用者側から労働者側に対して不適切な言動はなかったか?
などを十分に考慮した結果で行うようにしましょう。
職場のモンスター社員の末路は自滅が待っています。
モンスター社員が大きな顔で職場にいるのが
どうしても許せないという人は数多くいると思います。
そんなモンスター社員はこれから先も同じように
好き勝手にできるわけではなくいずれ自滅していきます。
その理由は上司から注意されても行動が治ることがなければ、
逆上してさらに問題行動を起こすからです。
そのため最初は味方になってくれていた人でもだんだんと見放され
気づけば周りに見方が誰もいないという状況になってしまうのです。
さらにもっと行動が行き過ぎると、最終的には会社を「クビ」になるのです。
モンスター社員と呼ばれている人は自分が正しいと思い込んでいる人が
会社から「クビ」を言い渡されたら酷く騒ぎ立てて
労働基準監督署に言いつけるなどの行動に出るかもしれませんが、
会社側も馬鹿ではないのでキチンとした手順を踏んで「解雇」を言い渡すことになります。
このようにモンスター社員の末路は会社にも人にも見放されて
一人になってしまうという悲しい結末が待っているのです。
まとめ
できるなら出会いたくないモンスター社員ですが、割と多く存在しています。
モンスター社員がいる背景にはこのコロナ渦の影響や、
人々の心の余裕がない事も大きく関係しています。
今は、「あのモンスター社員本当に迷惑・・」と思っている方かもしれませんが、
気が付いたら自分が迷惑がられているモンスター社員になっていた・・
ということだって十分あるのです。
自分がモンスター社員にならないためにも心の余裕を忘れないようにしましょうね!
言動や態度に著しく問題がある人っていませんか?