結婚前に同棲したほうが良い?結婚前に同棲するのを親が反対する理由や結婚前に同棲して別れる確率、結婚前の同棲のメリット、デメリットをご紹介します。





結婚前に同棲を経験しておきたいと思うのは当然の感情です。

結婚してから「この人、本当はこんな人だったの?」

「とても一緒に暮らせない…」といった事態を避けることができるから安心です。

また「結婚に向けての準備が始まったな」という気分が高まります。

ただ同棲はいいことずくめではありません。

デメリットもきちんと把握して、事前に回避していきましょう。

今回は「結婚前に同棲するメリットとデメリット、親が同棲に反対する理由」

に、ついてご紹介しますね。



結婚前に同棲ってしたほうが良いの?


良いかどうかで判断しないのが正解です。

「今は結婚前に同棲するのが当たり前みたいだから」と

世間の風潮に流されず、お互いの気持ちを最優先するのが大事です。

結婚に不安がある場合は、まず話し合って解決することをオススメします。

同棲を希望するのでしたら、事前に以下の2つの条件を決めておくと安心して同棲に臨めます。

・同棲の解消を受け入れる

もし同棲してどちらかが「解消したい」と思ったときは、

相手が必ず受け入れることを確認しておくことが必要です。

言いにくいとは思いますが、同棲を解消するとき揉めるリスクを減らすためです。

・期間を決める

何となく同棲を始めてしまうと、そのままズルズルと続いてしまい

結婚のタイミングを逃してしまうことも考えられます。

同棲半年〜1年以内で結婚に踏み切るのが一般的です。

これくらいの期間があれば、結婚してもうまくいくか判断できるはずです。



結婚前に同棲して別れる確率


公的な調査結果はありませんが、結婚前に同棲して別れる確率は最低でも4割以上あるようです。

一部には8割が別れている説もあります。ちょっと別れる確率が高過ぎません?

同棲が当たり前と言われながら、なぜこんな高確率で別れてしまうのでしょうか。

これは同棲することで相手に幻滅した人が多いことが考えられます。

特に女性側に同棲のメリットが少ないのが現実です。

男性は同棲しても、生活リズムや趣味へのお金の使い方といった

自分のライフスタイルをほとんど変えません。

さらに「家事は女性がするもの」と思っている男性もまだまだ多く、

実家暮らしだと家事をしたこともない男性もいます。

女性のほうが限界を迎えてしまうのです。

同棲は結婚以上にお互いが歩み寄らないと失敗します。

お互いの意見を冷静に言い合い改善できる関係でしたら、別れる確率は低くなります。



結婚前に同棲するメリット


結婚前に同棲するメリットを4つ見てみましょう。

・いっしょにいられる

休日をやりくりして会う関係もいいですが、疲れて会えないときもあります。

好きな人が毎日隣にいてくれるのはやっぱりうれしいものです。

・お互いの価値観のすり合わせ

相手のことを何となくわかっていても、

実際に生活していくと多くの価値観や生活リズムの違いに驚きます。

「この人にはこんな一面があるんだ」と

相手を受け入れてから結婚ができるのが同棲のいいところです。

・相談しやすい

たとえば結婚式の打ち合わせは、いっしょに住んでいると話がしやすいです。

「相手の都合が合わなくて話が進まない…」ということはありません。

・仲直りが早い

ケンカをしても仲直りが早いのが、同棲のメリットです。

帰る場所が同じだと険悪な雰囲気を続けるわけにもいかないので、

お互いがなし崩し的に仲直りすることになります。

これが家族になるということなのでしょう。



結婚前に同棲するデメリット


結婚前の同棲するデメリットは次のとおりです。

・結婚が遅れる

たとえばいい感じに同棲生活を送っていたとします。

その居心地の良さから「別に結婚しなくてもいいかも?」と思い始め、結婚が遅れるリスクがあります。

どちらかと言えば男性が結婚に消極的になりやすいです。

・ケンカが増える

事前にルールを決めていても、大部分が破られるものです。

当然ケンカは増えます。

これでは結婚への魅力がなくなって別れたくなります。

・自分の時間が確保しにくい

お互い別々の部屋を確保できない、

どちらかが常にいっしょにいたがると自分の時間が確保できません。

こうなると同棲は息が詰まって逃げ出したくなります。

・覚悟がなくなる

結婚した後だと簡単に別れることはできません。

そのため「なんとか頑張ってやっていこう」と覚悟が生まれます。

同棲だと「ダメなら別れればいい」と安易に考えてしまう傾向があります。



結婚前に同棲するのを親が反対する理由


世間体や親世代にとって同棲が当たり前ではなかったといった理由が考えられます。

それ以外でも次のような理由で同棲を反対するケースがあります。

・妊娠の心配

今どき結婚前に妊娠してしまうのは珍しくありません。

しかしそれはすでに結婚が決まっている場合にギリギリ許されるものです。

同棲中に妊娠して男が逃げてしまったら…と考えると娘の親としては反対するのは当然と言えます。

・相手のことが気に入らない

嫌いというより、相手をよく知らない場合に親は同棲を反対します。

「相手の人はどんなお仕事をしているの?」

「ちゃんと貯金がある?」

「家事はどうするの?」

親の心配と不安は次々に湧いてきます。

最低限、本人たちの口からこれらの疑問を払拭できる答えを聞かない限り安心できません

そんな親の気持ちも思いやれない人との同棲は反対したくなります。



まとめ


同棲はお互いが精神的にも金銭的にも自立していることが最低条件です。

基本、同棲はどうしても女性の家事の負担が重くなります。

男性側の協力と、お互いを思いやる気持ちがないと別れにつながります。

さらに親への配慮も欠かせません。

結婚を前提とするなら、相手の親も自分の親と同様に大切に考えないと思わぬ反対にあいます。

結婚前の同棲で別れる確率は4割〜8割と非常に高いです。

別れないためにも相手と前向きなコミュニケーションを取って、

同棲から結婚へとスムーズに移行してくださいね。


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