体調管理も仕事のうちはパワハラ?体調管理ができていないと責めらせるのはおかしい理由をご紹介します。





ナミ
「体調管理も仕事のうち」と、昔はよく言われました。

体調管理もできない奴は社会人失格だと教えられて

育ってきた人はたくさんいるかもしれませんね。

ミズキ
確かに寝不足による体調不良などは

自分の体調管理をしっかりしておけば

ある程度防げるものだと思いますが

昨今のコロナによる体調管理はどうなのでしょうか?

いくら気を付けていたところで見えないウイルスによって

引き起こされた体調不良は自分の体調管理ではどうにもなりません。

ナミ
今回は、体調管理も仕事のうちと言われるのは

パワハラなのでは?という疑問について調べました。

同じような疑問を持っている人は参考にしてみて下さいね。



体調管理も仕事のうちといわれるのが嫌で仕方がない・・



ナミ
本当に体調が悪くて会社に休みの連絡を入れたのに

「体調管理も仕事のうち」と言ってくる上司がよくいますが

「体調管理も仕事のうち」って言われたら嫌ですよね^^;


人には個人差があって、体が丈夫な人もいれば、弱い人だっているのです。

その上司は体が丈夫で会社を休んだことなんてないかもしれませんが、

体が丈夫ではない人はその日その日で体調も変わるので、

会社を休まなければならない時だってあるのです。

たしかに、体調不良で何日も連続で休んでしまうのは

会社に申し訳ないという気持ちになりますが、

1.2回くらいの欠勤は仕方がないと思ってしまうのはおかしいことなのでしょうか?

今の時代は多様性を認めましょうという風潮です。

ミズキ
ならば体調不良の欠勤も致し方がないという考え方も

認められて当然なのではないでしょうか?



「社会人なので体調管理は自己責任」そんなことはそもそもわかっている



ミズキ
そもそも、どうして会社では「体調管理も仕事のうち」と

言われる風潮があるのでしょうか?

「体調管理も仕事のうち」と言われる本当の意味は

自己管理で回避できる体調不良はコントロールして

未然に防ぎましょうという意味なのです。

前日にお酒の飲みすぎやゲームのし過ぎの寝不足、

インフルエンザやコロナなどのはやり病が蔓延中の対策不足などのことを指します。

しかし、昨今この言葉の意味を間違えて捉えられている所が多くあります。

ほとんどの人は「「社会人なので体調管理は自己責任」と

いう意味をわかっていると思います。

しかし、今や会社側が面倒なことをしたくないために

自分ではどうにもならない体調管理も

「仕事のうち」だなどと言ってくるようになっているのです。

会社側も体調管理をしたところで仕方がない事も

あるということをわかっていなくてはいけません。




体調不良になった時体調管理ができていないと責めらせるのがおかしい理由



「風を引くのは体調管理がなっていないからだ」と考える人が多くいます。

先の記事でも述べていますが、体の丈夫さは個人差があるのです。

風邪を引いて欠勤する従業員に「体調管理がなっていない」と

述べる上司がいるなら

「では、風邪を引かないように職場を無菌室に変えてください」と

提案してもいいのではないでしょうか?

それと同じくらい「体調管理も仕事のうち」と

いう言葉は無茶なことを言っているのです。

職場を無菌室にしてもいないし、従業員一人一人に

防護服も支給していないのに風を引くなという方がおかしいのです。

なので、体調不良になって管理がなってないと

責められるのはとてもおかしなことだとわかると思います。

体調不良の欠勤は責められるものではなく致し方がない事なのです。



体調管理も仕事のうちってそもそもパワハラじゃないの?



ミズキ
「体調管理も仕事のうち」という発言はパワハラである可能性が高いです。

その理由を3つご紹介しますね。


①有給休暇は労働者の基本的な権利だから


体調不良による欠勤をに有休を使った場合、会社はそれを拒否することはできません。

もしも、「体調管理がなっていないだけだから出勤してこい!!」

などと言われることがあるようなら

その会社は労働者の基本的権利を侵害しているので、

労働基準監督署に迷わず通告しましょう。


②部下不在の状態のリスクを考えていないから


どうして上司が「体調管理も仕事のうち」と言うのでしょうか?

それは上司が部下不在の不測の事態を常に想定していないからです。

なので欠勤の連絡を入れると

「体調管理も仕事のうちだ!!今すぐ出てこい!!」

などと言って体調不良でも出勤させるのです。

部下も人間です。体調不良などの突然の休みもあるだろう・・

ということを考えて上司はスケジュールを管理しなければなりません。


③プライベートに介入すべきではない


「体調不良は、休みの日に遊び過ぎたからじゃないのか?」と言う上司がいますが、

休みの日に遊びすぎることの何がいけないのでしょうか?

自分のプライベートをどうして上司や会社に管理されなければならないのでしょうか?

この上司の発言は「休みの日でも会社の為に遊びには行かず

風邪を引かないように家で大人しくしていろ!!」と言っているようなものです。

これでは部下はパワハラだと捉えてしまいます。



体調不良を訴えているのに働かせる会社はブラック会社?



ミズキ
まず結論から言ってしまうと、体調不良を訴えているのに

働かせる会社はブラック企業気質の会社です。


体調不良の人を働かすと大きな事故やミスに繋がります。

そのことをわかっていながら働かせる会社は

それほどまでに労力不足が深刻化しているというとこうことになります。

それに、熱が悪化して肺炎になったり、

もしかすると二度と働けなくなってしまうことだって運が悪ければあります。

また、他の従業員にうつる危険性も考えられます。

特に今はコロナというウイルスと生活していかなければならないので、

体調不良の従業員を働かすことがいかに危険なことかというのは誰だって分かると思います。

1人が休んだくらいで業務に支障が出てしまうような会社は組織的に間違っています。

組織的に問題がある会社=ブラック企業の可能性が高いというわけです。



まとめ



日本人は小さいころから学校を休まずに行ったら「皆勤賞」をもらえる、

みんなの前で表彰してもらえるという教育を受けきました。

なので休まないことが美徳という考えがはびこっています。

しかし、時代は変わりました。「体調不良でも仕事に来ている私偉い」ではなく

「体調不良だからマナーとして休もう」という考え方にしていかなければなりません。

ナミ
体調不良でも働くことで会社や従業員に

迷惑が掛かるということをみんなが分かっていなければなりません。

休まないことが美徳の時代は終わったのです。


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