誰でも一度や二度は、感情をぶつけてくる女性に遭遇した経験はありますよね。
中には急な感情の変化や理不尽な要求で対処に困った、なんてこともあることでしょう。
関係の極めて薄い相手であれば、適度に距離をとるのが正解です。
しかしそう単純ではない場合も多くあります。職場の人や
好意を抱いている相手には尚更のこと、簡単に距離をとるわけにもいきませんよね。
感情をぶつけてくる理由がわかれば、きっと対処の仕方も変わります。
ここはひとつ、器の大きさを示す良いチャンスと思って、学んでいきましょう。
Contents
自分にだけ感情を出す女性の心理
女性はどうして男性に感情をぶつけるのでしょうか?
どうして感情をぶつける対象が自分なのでしょうか。もしかして自分を意識している?
でも好意だけではないですよね。嫌われている可能性だってあります。
まずは嫌いなパターンを見てみましょう。
あなたは無意識のうちに、彼女を不愉快にさせる言動をとってしまったかもしれません。
あなたを許せなくて心底怒りがある状態です。
理由をしっかり聞いて言動を改めましょう。
次にあなたに好意を持っている(かもしれない)パターンです。
これは、あなたには自分の気持ちを理解してほしいという、
好意の心の現れとも言えます。
具体的な心理としては以下のように考えられます。
・本気で向き合おうとしている。嫌われるリスクはあるけど、
今後仲良くなるためにも不安を取り除いておきたい。
・心を許している。あなただけには飾らない自分もみてほしい。
・特定の言動が気に入らない。以前やめてほしい言動を
指摘しないで後悔した経験から、直してほしい事は率直に言おうと意識している。
・イライラしている。環境やちょっとした体調の変化で
気分がすぐれなくなり、心を許しているあなたに当たってしまう。
それでもまだ、好きが確定したわけではないので、うぬぼれ注意です。
ただ少なくともあなたには関心があります。
あなたに感情をぶつけてくるのは、好きか嫌いか、どちらかです。
好きの反対語は嫌いではなく無関心です。
興味関心のない相手であればわざわざ波風を立てる必要がないので、
あなたの言動が多少気に障っても放置するからです。
イライラをぶつけるのは甘え?好きな人にイライラをぶつける女性の心理
イライラをぶつけてくるのは甘えの裏返しでしょうか。
上手な甘え方の表現方法がイマイチで、
ついイライラをぶつける女性もいるかもしれません。
でもぶつけられた側の男性は何故イライラしているのかわかりませんよね。
代表的な、イライラをぶつける女性の心理を見てみましょう。
1、もっと察してよ!
自分の事をもっと理解してほしいと思う時にじれったくてイライラしてしまうようです。
2、共感したいのに!
価値観が違いすぎてムカつく状態です。
怒りとともに同じ視点に立てない悲しみがあります。
3、こんなに夢中になるなんて。
なんでこんなに感情が振り回されているのだろう、
ふと客観的にみてどこかでブレーキをかけているのかもしれません。
4、思い通りにならなくてモヤモヤ・・・。
なかなか自分のものにならない、思い通りに進展しない、そんな状況にモヤモヤしています。
5、私だけ?なんか悔しい!
自分はこんなに想っているのに、相手との温度差がありプライドが傷つきます。
好きだからこそ、相手についイライラをぶつけてしまうこともあるようです。
女性が感情をぶつけると「拒絶された」と感じてしまう男性の心理
男性は目の前の現象をそのまま捉えて、独自に解釈する傾向があります。
他人に感情をぶつけられるということは、自分への文句や不満、
または存在の否定ととらえます。
そこから転じて、女性から感情をぶつけられると、
自分への強い拒絶と受け止める男性は少なくありません。
特に、理由がわからない感情表現は困惑してしまいます。
「悲しくて」泣く、「楽しくて」笑う、「体調が悪くて」イライラする。
せめて「 」内の説明をしてくれたらすれ違いも少なくなるはずです。
自分が納得していないことで、相手の機嫌が悪い。これって男女問わず不安ですよね。
女性同士ならなぜ不機嫌なのか、それとなく聞くでしょうが、
男性は見てわかるものだけで判断しがちです。
さらに女性は「察してよ」の特性があるので自ら理由を教えてくれません。
こうなると男性は、訳も分からず怒っている女性に困惑します。
困惑しているところに追い打ちをかけて感情をぶつけてくるので、
結果的に拒絶と捉えてしまうのです。
女性からすれば、拒絶ではなくわかってほしいと思っているだけなのですが
先ほど見たような、「あなたのことが好きだからこそ感情的になる」
という女性の感情表現は、男性には意図がよくわからず独自解釈してしまうようです。
職場で感情をぶつけてくる女性の対処法
関係の薄い相手であれば感情をぶつける女性に対して、適度な距離をとるのが一番です。
感情をぶつけられることによって、自分の機嫌までマイナスになって悪い影響が出るからです。
しかし職場ではそういう訳にもいきません。
チームで成果を上げるためにも、職場での人間関係は円滑に行いたいものです。
ここでは、対処法を順番にご紹介します。
1、なぜ今感情的なのか理解する。
女性が感情的になるにはいくつか背景があります。
背景がわかれば対処の仕方も見えてきます。
「きちんと話を聴くよ」という姿勢で、表情やしぐさなど、非言語にも注目しましょう。
2、相手の感情を尊重し、受け入れる。
相手の感情にすぐ反応せず、意見や感情を最後まで肯定的に聞き入れます。
感情をすべて受け入れたら「こういうことに怒っていたんだね」と受け入れ、共感します。
3、自分の意見や適切なフィードバックを行う。
相手が感情的に話している最中に意見を言うと、
こちらも感情的になってしまい、余計にぶつかります。
話を聴いたうえで、自分の意見や適切なフィードバックを行います。
こちらに非があるなら素直に謝って行動を改めましょう。
また、「ただ聞いてほしいだけ」の時もあるので、
必ずしも解決策を出すことが最適解とも限りません。
この時はひたすら聞き役に徹しましょう。
4、長期的な視点で感情の増幅や再燃を防ぐ。
同じ過ちをおかさないように注意するのは当然ですが、
彼女の感情を尊重し、理解しようと努力を続けます。
時間をかけてお互いに信頼を深めていくことが大事です。
自分も感情的になってしまいそうですが、ぐっと我慢して、傾聴を心がけましょう。
女性は好意を持っている相手だから怒るという心理も理解しよう
感情をぶつけられて、自分は拒絶されているのだろうか、
と心穏やかではい男性も多いですよね。
本当に嫌われている場合ももちろんありますが、
「好意を持っている相手だから怒る」という女性の心理も理解しましょう。
大切な人だからちゃんとしてほしい、
好きな人だからもっと理解してほしい、という心理状況があるために、
女性は好意のある男性に感情的になってしまうことをお話ししてきました。
確かに、女性側がなぜ怒っているかの理由を教えてくれないことが多いので、
男性は怒られたことに困惑します。
「○○だからイライラしている」と、
男性目線ではもう少し○○の部分の説明が欲しいところです。
一方で、男性は理解しようという努力が少々足りないのかもしれません。
怒られたことに思考停止になっていませんか?
怒られた理由を聞いてみましたか?
彼女は「怒った」のではなく「叱った」のかもしれません。
誰でも怒られれば悲しい気持ちになります。
それで終わりにせず、相手をよく観察しましょう。相手の話に耳を傾けましょう。
相手が怒っているのは意地悪ではなく、
きっとあなたへの期待の気持ちがあるからですよ。
お互い理解を深めるためにも、あと一歩踏み込んでお互いの話を心から聴くようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
女性は好意があるからこそ感情的になってしまう。
男性はなぜ怒られたかわからず困惑する。
ぶつけられた感情にムキになって感情をぶつけ返す。
そこですれ違いが起きて疎遠になってしまう。それは悲しいですね。
女性が感情的になってしまうには様々な心理や背景があります。
まずはその心理や背景を理解するよう努力しましょう。
彼女の心理を理解すれば対応も変わってきて、二人の仲はより強くなっていくに違いありません。
お互いを大事に想うのであればこそ、お互いの理解を深めて信頼を築いていきましょう。
コメントを残す