有休を使い切るのは非常識?有休休暇を使いすぎると非常識と言われる理由や有休を使い過ぎと言われた時の対処法をご紹介します。





有給休暇を使い切るまで使いたいけれど、非常識と思われるのではないかと

不安に思っている人もいると思います。

実際、有休を使いまくる人に対して、上司や同僚が陰口を言っていたり

時には本人に直接注意したりすることもありますよね。

この記事では、有休を使いすぎると非常識と言われる理由や腹を立てる理由、

有休を使いすぎと言われたときの対処法などについて紹介しています。

有休を使い切りたいけれど、周りとの人間関係で悩んでいるという方は、是非参考にしてくださいね。



有休を使い切るのは当たり前じゃないの?有休を使いすぎると非常識といわれる理由


有給休暇を取得することは労働者の権利であり、付与された分を使い切ることは問題ないはずです。

しかし、それでも非常識と言われる理由として、一つ目に、協調性がないと思われることを挙げることができます。

周りの人が有休を使い切るような状況ではない場合、有休を使い切る人は周りと異なる行動をしていることになります。

そのような職場では有休を使い切ることは常識ではないため、使い切ると非常識になってしまいます。

二つ目は、できるだけ休まず働くように努力することが当然だという考えがあることです。

日本では有休を使うどころか、休日も出勤して働くことを良しとする働き方が長く行われてきました。

まだそういった考え方をする人は少なくなく、

有休を使い切るほど使うことは彼らの考えに反するため、非常識と思われます。



有休を使いまくる人に周りが腹を立てる理由


有休を使いまくる人に周りが腹を立てる理由として、一つ目に、

有休中はフォローするなど負担がかかることを挙げることができます。

有休などで休んでいると、他人に仕事をお願いしなかったとしても、

電話対応や顧客対応などで周りのフォローが必要な時が少なくありません。

1回の負担は大きくなくても、それが重なると負担になり、腹を立てる原因になります。

二つ目は、有休を使うことができることに嫉妬していることです。

有休をとることができない人は、使いまくる人がうらやましく、嫉妬してしまいます。

その嫉妬心が怒りになって現れます。

三つ目は、業務に支障が出ていることです。

有休を使いまくる人の中には、繁忙期にも有休を取得する人がいます。

周りは代わりに仕事をしなければならなかったり、仕事の予定を狂わされたりするため、腹を立てて当然と言えます。



逆に有休をとりたくない人、取らない人の心理


有休を取りたくない人や取らない人の心理として、一つ目に、

周りに迷惑をかけたくないと思っていることを挙げることができます。

有休を取ると他の人にフォローしてもらうなど負担をかけてしまうことを

心苦しく思っているため、有休を取ることをためらいます。

二つ目の心理は、有休を取ると評価が下がると思っていることです。

休まずに働く方が努力しているように思う人がいます。

このような考えを持つ人だと有休を取ると怠けているように感じてしまうため

、低評価になることを恐れて有休を取りません。

三つ目は、仕事が終わらなくなることを危惧する気持ちです。

有休を取ると仕事に充てることができる時間が短くなるので、期限を守ることが難しくなります。

有休を取っても仕事量が変わらなければ、ただ忙しくなるだけと考える人もいます。



「有休を使い過ぎ」といわれた時の対処法


上司などから「有休を使い過ぎ」と言われたときの対処法としてまず、

有休を使うことで業務に支障を来していないか振り返ることを挙げることができます。

繁忙期や納期前などの忙しい時期に有休を取得していないか、

きちんと引継ぎをしていないことで休み中に迷惑をかけてしまっていないか振り返ってみましょう。

業務に支障を来していた場合は、改善策を考えることが大切です。

業務に支障を来していることに心当たりがない場合は、何か問題があるか聞いてみましょう。

自分ではわからない内に他人に迷惑をかけている場合は改善する必要があります。

ただ嫌がらせで言ってきている場合には、きちんと説明できないので、

有休使い過ぎとはいってきにくくなることが期待できます。

それでも有休を使うことに文句を言ってくる場合は、パワハラなどに該当する可能性があるので、

さらに上の上司や社内の相談窓口などに相談することをお勧めします。



有休休暇で評価が下がるような会社は転職をしたほうが良い


有給休暇を使い切ることや多く使うことで評価が下がるような会社は、

転職した方が良いことが多いです。

その理由として、一つ目に、有給休暇を使うことで

評価を下げることは違法行為であることを挙げることができます。

労働基準法では、有給休暇を取得した労働者について不利益に扱うことを禁止しています。

成果が出ないことや業務に支障が出たことにより評価を下げることは認められますが、

有休を取得すること自体を理由にして評価を下げることは違法行為です。

違法行為をする会社にいてもいいことはないので、転職することをお勧めします。

二つ目の理由は、労働環境が悪い会社であることが多いことです。

業務に支障も出していないのに有休を取得させたくない会社には、

社員を使えるだけ使おうとする考えがあります

社員を道具のように使うことばかり考えている会社は労働環境が良いとは言えないため、

転職してもっと良い環境の職場で働いた方がよいでしょう。



まとめ

 

有休を使い切ることは、労働者の権利であり、

業務に支障が出ないように気を付ければ問題ありません。

しかし、周りとは違う行動をすることや休むことは悪という考えを

持つ人からは非常識と言われる可能性もあります。

有休を使い過ぎと言われたときは、業務で問題を起こしていないか反省することや、

周りに問題が起きていないか聞いてみることをお勧めします。

有休を使っても問題が発生していないのに、評価を下げたり、

文句を言ったりする会社は法律違反ですし、

社員を大切にしないことが多いので、転職を検討してもよいでしょう。

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