現代の人たちは昔の人と比べると出世欲とか物欲が少ないって言われてますよね。
一戸建て庭付きの家が欲しいとか外車を乗り回してみたいとか
そんな願望はなくただただ平凡に人生を生きていければいいと考えている人が多いので、
会社でも係長や部長に出世したいという欲がないのです。
そんな願望はなくただただ平凡に人生を生きていければいいと考えている人が多いので、
会社でも係長や部長に出世したいという欲がないのです。
今回は万ヒラ社員の特徴や大企業で平社員でいることの
メリット・デメリットなどをご紹介したいと思います。
平社員でも人生は謳歌することはできるのでしょうか?
今回の記事に目を通していただけるとそれがわかるかもしれませんよ!
Contents
会社で出世するよりもずっと平社員のほうがいい!
会社というのはピラミッド型に構成されていて
その中の頂点に君臨するのが社長であったり会長ですよね。
そして日本は年功序列という考えの会社が多いのでその下に
勤務年数を長くするだけで係長、課長、部長と役職が付くのです。
ですが中にはずっと平社員で生きていくという選択をする人もいます。
なぜならば、要所に就く役職には人数制限があるので
みんながみんな役職に就けるというわけではありません。
日本の社会人の90%は平社員だそうです。
平社員でいるうちは高給取りというわけではないですが、
それでも望んでずっと平社員でいる人がいます。
そのような選択をする人はきっと仕事やキャリア以外で幸せを感じられているし、
仕事はお金のためであり、人生まで仕事に支配されたくないと
考えているからではないでしょうか?
もしかしたら自分にとって何が一番幸せなのか?を
知っている人なのかもしれないですね。
万年ヒラ社員の特徴
上記では望んで平社員になる人をご紹介していますが、
ここでは平社員から抜け出したくても抜け出せない人の特徴をご紹介したいと思います。
①指示された仕事ができない
指示された仕事ができないというのは社会人として致命的です。
指示されたことが出来ない人は、まず出世コースから外されます。
毎日真面目に仕事をしていても評価が上がることはありません。
②言われたことしかやらない
言われた仕事だけやらばいいと考えている人も出世コースが外れます。
言われたこともできない人もいますが言われたことだけやればよいということでもありません。
これを難しいと感じるかもしれませんが、社会というのはそういうものです。
難しことをやるからお金がもらえるのです。
簡単なことだけやってお金を貰えていたら誰だってその仕事に就いています。
③社内でのコミュニケーションが少ない
出世するには上司をはじめとした面々に評価されることが大前提です。
なので、社内でコミュニケーションが不足している人は評価されにくくなって当然です。
上司に接することがなければ評価されることもありません。
④同じミスを繰り返す
同じミスを繰り返す人に仕事を任せたいと思うでしょうか?
そもそも同じミスを繰り返している時点で仕事と真剣に向き合っているとは到底思えません。
もしも、このような人が出世してしまったら部下は誰もついてこないでしょう。
⑤向上心がない
出世するにはある程度の野心が必要です。
「お金が欲しい」「人間的に成長したい」という欲で自分を動かすことも時には大切です。
ですが向上心がない人は野心もないので、マイペースにダラダラと仕事をしてしまうのです。
なので特別評価されることなく、万年平社員で社会人人生を終えてしまうのです。
万年ヒラ社員はどれくらいいるの?万年ヒラ社員の割合
「平社員でずっと働いていた方が賢い生き方なんじゃないかな?」
と思い始めている人がこの日本にもチラホラ出てくるようになった昨今、
「出世」と「責任ある立場」という言葉に
あまり憧れを持たない人も多いのではないでしょうか?
と思い始めている人がこの日本にもチラホラ出てくるようになった昨今、
「出世」と「責任ある立場」という言葉に
あまり憧れを持たない人も多いのではないでしょうか?
ずっと平社員でいることにはそれなりの覚悟もいるのですが、
それを踏まえても平社員で一生働いていた方がいいと考える人は
これからもっと増えてくるのかもしれません。
それを踏まえても平社員で一生働いていた方がいいと考える人は
これからもっと増えてくるのかもしれません。
そのような背景になったのも、出世して管理職になってもやっていることは
バイトと平社員と同じ仕事ばかりでお給料もろくに上がらず
責任だけを問われる管理職が多くなってきたからではないでしょうか?
今この日本で管理職と呼ばれる人は全国で340万人おり、
全体に占める割合としてはおよそ10%、残りの90%は平社員なのです。
街を歩いていてすれ違うOLやスーツ姿で食事をしている
サラリーマンのほとんどが平社員ということになります。
大企業で一生ヒラ社員でいることのメリット
一生平社員でいることのメリットを5つご紹介します。
①責任の重い仕事はしなくていい
平社員でいると管理職のような責任のある仕事をしなくていいので精神的に楽です。
会社で何かトラブルがあっても謝るのは管理職の人なので平社員は矢面に立たなくていいのです。
②労働組合に守ってもらえる
平社員は労働組合に加入しているので会社から不当な扱いを受けた時、
場合によっては労働組合から守ってもらうことが出来ます。
一方管理職だと労働組合に入れない会社もあります。
守るよりも守られたいと考えている人は平社員でずっといた方がいいと思います。
③残業代が出る
平社員は残業すればするほど給与とは別の残業代が出ます。
ブラック会社でない限り働いたら働いた分だけ残業代がでるのでわざと残業する人もいるでしょう。
④現場で働ける
平社員でいるということは現場の最前線で常に働き続けることができるということです。
一方管理職になってしまうと、現場を管理監督しなければならないので平社員に指示を与えなくてはなりません。
少しでもおかしな指示をすると一斉に平社員から反発を食らうのでそれはものすごいストレスになります。
⑤管理職より自由な時間が多い
平社員であれば管理職に比べプライベートな時間を確保しやすく、
休日の時間を自分の為に自由に使えます。
副業を認められている会社であれば副業で収入を得ることだってできます。
副業を軌道に乗せることが出来ればお給料が低くても、問題はなくなります。
大企業で一生ヒラ社員でいることのデメリット
次に一生平社員でいることのデメリットを4つご紹介します。
①退職金を多くは見込めない
平社員で働き続けると、退職金を多くは見込めません。
勤続年数などを考慮されますが、
それでも管理職になった人たちと比べると圧倒的に低いと思います。
退職金が低くても大丈夫なように副業や投資をして収入を上げる工夫をしておきましょう。
②周りからの視線が痛い
平社員でずっといると周りから「窓際族」や「仕事ができない人」として見られます。
家族からは「なんでお給料上がらないの?」
「ずっと平社員でいいの?」などの冷たい言葉を浴びせられます。
一生平社員でいると決めたのならこうした視線や
言葉を気にしないメンタルを身に着けることも必要になってきます。
③上司が年下
ずっと平社員を続けていると上司が年下になってくるのは当たり前です。
出世を目指す若手がどんどん成長していき上司になるのは時間の問題です。
「年下から偉そうに指図されたくない」なんて考えている人は
会社のお荷物になってしまうので考え方を改めましょう。
④リストラの対象になりやすい
会社の業績が悪くなると若手よりも高給取りな年長からリストラの対象になりやいです。
平社員でいるということはリストラの対象にもなりやすい事を覚えておきましょう。
まとめ
一生平社員でいいと考えている人と、出世していい暮らしをするんだという人といます。
どちらかが正解で、どちらかが間違えということはありません。
あなたがそれでいいと思ったのならそれが正解なのです。
どちらの道を選んでもリスクはあるのですから。
今の若者は欲がないと言われていますが、そうではなく、
昔の人よりより堅実に生きているだけなのだと思います。
今は昔のように勢いだけで生きていける時代ではないので
自分がどのようにしたら働きやすいかで道を選んでいきましょうね。
自分がどのようにしたら働きやすいかで道を選んでいきましょうね。