職場には様々な人がいて声が大きい人もいれば小さい声の人もいますよね。
声が大きすぎるのも考え物ですが、
小さすぎる人よりはコミュニケーションがとりやすいですし、
ハッキリ聞こえる声で話してくれるので仕事もスムーズに進みます。
しかし声の小さい人は人に伝えようとする意志が低く、
一緒に働いていても声が小さすぎるせいで聞き取りにくいため
何度も聞き返さなくてはならないので仕事がスムーズにすすみません。
今回はこのように声の小さい人が職場で仕事ができないと言われてしまう理由や、
声が小さい人を改善させる方法などをご紹介したいと思います。
自分の職場にも声が小さい人がいて困っているという方に是非参考にしてくださいね。
Contents
職場で声が小さい人にイライラしてしまう理由
職場に声が小さい人がいると忙しくなくてもイライラしてしまいませんか？
声が小さい事で「なんて言ったの？」と何回も聞き返さなくてはいけなくなるので
仕事に時間がかかり思うように進まないのでイライラしてしまうのです。
学生の頃に部活動などをやっていた人は応援や掛け声などの練習をしているので
大きな声を出すことに慣れていますが、大きな声を出す練習をしてこなかった人は
大きな声を出すことを「恥ずかしい」と思っている節があります。
社会では小さい声でボソボソ喋る方が恥ずかしい事だということに気が付いていないのです。
かといっていつでも大きな声で喋られるのも困りますが、
社会人になったのなら時と場合によって
声の大きさを変えなければいけない場面というのがたくさんあるのです。
たとえばプレゼンテーションの場でボソボソ喋る人に人はどんな感情を抱くでしょうか？
「なにあの人？？やる気あるの？」という怒りの感情を抱かれます。
小さい声の人はやる気のない人だと受け取る人もいるのでイライラしてしまうのです。
職場でボソボソと話す人の心理
職場で声が小さい人は一体どういった心理で声が小さくなってしまうのでしょうか？
ここでは声が小さくなってしまう人の心理をご紹介したいと思います
①遠慮して声が出せない
人の前に出るのが苦手で自分と違う意見でも周囲の人の意見に
賛同してしまう人は遠慮してしまう心理から声が小さくなってしまうのです。
自分の意見を求められてもボソボソとしゃべってしまい
聞き取れず結局自分の意見は聞いてもらえません。
②疲れやすい
声が小さい人は精神的にも体力的にも疲れやすい人がいます。
このタイプの人は何らかの心理が働いているわけではないので
体調のいい日は聞き取れる声で喋ってくれるでしょう。
体力や精神力は人それぞれ違うので疲れやすい人に無理やり
声を出すようにしようとするとハラスメントになってしまうので気を付けましょう。
③恥ずかしい
若い人や新人に多いのがこのタイプです。
特に職場に気になる人がいる場合は余計に声が小さくなってしまいます。
好きな人を目の前にすると普段の自分ではいられなくなってしまう人は
「恥ずかしい」という心理が働き声が小さくなってしまいます。
④感情をうまく言えない
世の中には自分の感情を上手く伝えれないという人もいます。
自分が育ってきた環境が感情を出すことを許されない場合だったり、
HSPというその人本来の気質のため感情をうまく伝えれない場合だったり理由はいろいろです。
なので急にプライベートな質問をされても
どう伝えたらいいのかわからなくてボソボソとしゃべってしまうのです。
職場で声が小さい人は無能で仕事ができないといわれる理由
職場環境や仕事の内容にもよりますが、
世の中にある仕事で声が小さくても困らないという職場は少ないでしょう。
声が小さいことが仕事の支障に繋がることがほとんどなのです。
声が小さいと同僚や上司と意思疎通がうまく取れなかったり、
連絡事項を正しく伝えられなくて仕事にミスが生じたりします。
そうなると、「あの人の伝達ミスで余計な仕事が増えてしまった」となり、
声の小さい人は「仕事が出来ない人」というレッテルを貼られるのです。
時には小声で喋らなくてはならない職場というのも存在するので
一概に声が小さい人は仕事ができないというわけではないのですが、
人間関係を構築する上では小さい声の人はデメリットの方が多くなってしまうのです。
職場で声が小さい人ってパワハラになる？
パワハラとは同じ職場で働くものに対して
職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、
業務の適正な範囲を超えて精神的・身体的苦痛を与えることや
職場環境を悪化させる行為なのです。
これを踏まえて小さい声で仕事をする人をパワハラかと議論するのなら
「パワハラには当たらない」と言えるでしょう。
声が小さいことはその人の性質や思考の結果であり
、職場の優位性などを背景に精神的身体的苦痛を与えているものではないからです。
たとえばこれが上司で嫌いな部下に嫌がらせで
わざと小さい声で仕事の指示を出すなどの行為であれば
「それはパワハラです」と言えますが
わざと声を小さくしている人ではない人に「パワハラです」と言ってしまうと
逆にこちら側が「モラハラです」と訴えられてしまうかもしれませんね。
職場で声が小さい人の改善方法、自覚を持たせたり注意の仕方
声が小さい人はどこに行ってもいます。
強制的に声を大きくさせようとしても怖がらせてしまい
逆効果になってしまうので声が小さい人の改善方法には最新の注意が必要です。
ここでは声が小さい人の改善方法と自覚を持たせる方法をご紹介したいと思います。
①自分の声を録音させて聞かせる
声の小さの原因が精神的なものでも身体的なものでも
自分の声がどの程度聞きにくいか、ということは自分ではわかりません。
ならば声が小さい人が話している所をボイスレコーダで録音してみて聞かせて見せましょう。
どのくらい伝わりにくいのかがわかりやすく伝わると思います。
この時注意して欲しいのが何も言わずボイスレコーダーを使うのではなく、
「ボイスレコーダーでこの会話録音してもいい？」と相手の許可をとってから録音してください。
何も言わないで録音するとトラブルになることもあるので・・
②姿勢を正しくさせ、話し方に気を使ってみる
アナウンサーや声優、オペラ歌手などで姿勢の悪い人を見たことがありません。
声をだす職業の人に不自然な姿勢の人はいません。
姿勢を正しくなおし、口を大きく開けて話すということを意識させれば
自ずと声も大きくなってくると思います。
③緊張しにくいようにする
緊張や気の弱さで声が小さくなっている人は「
緊張しなくていい職場なんだよ」ということを何度も何度も言い聞かせましょう。
とはいえ、職場であまり話さない人に話しかけるのはハードルが高いので
まずはスポーツジムやお料理教室などに通ってみることを進めてみましょう。
職場とは関係のない場所なのでリラックスして
講師やインストラクターと会話が生まれやすく、大きな声で話す練習にもなります。
④自分の精神力の弱さを自覚させる
声が小さいことが精神力に原因があるタイプの場合は
まずは精神力の弱さを自覚させるようにしましょう。
対人恐怖症みたいに生活に支障をきたしてしまうレベルならば医療機関の受診を進めましょう。
医療機関を受診するほどのレベルではないと自覚している人がほとんどなので
家族や友達に手伝ってもらってもいいでしょう。
本人に自覚させることが一番難しいとは思いますが、
「このままではどこにいってもうまくやっていくことはできないよ」ということを
丁寧に説明して自覚を持たせるようにしましょう。
まとめ
声が小さくなってしまうことの原因は様々です。
人によって原因が違うので対処法も違ってきます。
「声が小さい人にはこの対処法で治せば大丈夫！！」と
一つの対処法だけで対応するのは辞めましょう。
「この人は精神的な問題で声が小さいから
徐々に徐々に声を出せるようにしてあげよう」
その人その人によって対処法を変えていかなくてはいけないのです。
一人一人ににあった対応を時間をかけてしてあげることで
少しづつ声が大きくなってくると思いますよ＾＾
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