今働いている会社にお盆休みがなくて、不満を抱いているという方もいると思います。
今までの職場ではお盆休みが普通にあったり、親戚や友達など周りの人が
お盆休みがある人ばかりだったりすると、お盆休みがあることが当然と思いがちです。
しかし、お盆休みは必須のものではなく、お盆休みがないことも珍しくありません。
この記事では、お盆休みがない会社の割合やお盆休みを取ることができない業界、
不満があるときの対処法などについて紹介しています。
お盆休みがないことに悩んでいる方は、是非参考にしてくださいね。
Contents
お盆休みがない会社は辞めたほうがいい理由
お盆休みがない会社は辞めた方がいいと言われることがあります。
その理由として、一つ目に、休日が少ないことを挙げることができます。
お盆休みがない会社は、その他の会社と比べて休日が少ないことが多いです。
休日が少ないと遊びや趣味を楽しむ時間や、家族や友達と過ごす時間も
少なくなるというデメリットもあります。
二つ目の理由は、周りの人と休みが合わなくなりやすいことです。
お盆に親戚の集まりや友達との飲み会などが行われることが多いですが、お盆休みがないとなかなか参加できません。
人とのつながりが持ちにくくなる恐れがあります。
三つ目は、いわゆるブラック企業に当てはまりやすいことです。
職種や業種によっては、お盆休みがなくても仕方がないこともあります。
しかし、経営者が法律以上の休みを認めない考えである場合は、
その他の労働条件も最低限のものであることが多いです。
お盆休みがない会社の割合
調査やアンケートによって多少異なりますが、
お盆期間に会社が休みではない人は40%くらいと言われています。
この結果を見ると、お盆休みがない会社もそこまで少なくないように感じますね。
ただ、その内の半分程度の人がお盆期間以外に夏季休暇があったり、
まとめて有給休暇を取ったりしています。
お盆期間に休むことができなくても、他でまとまった休みを取ることができれば、
旅行に行ったり、趣味に思う存分時間を使ったりすることができます。
同じお盆休みがない会社でも、他にまとまった休みを取ることができるかどうかで大きく異なります。
お盆休みもまとまった休みも取ることができない人は20% 程度です。
珍しい会社というわけではありませんが、労働条件の厳しい少数派の会社だということができます。
お盆休みが取れない業界
お盆休みが取れない業界として一つ目に、
飲食や小売などのサービス業を挙げることができます。
飲食店や商業施設は多くの人が休みの時に繁忙期となることが多いです。
そのためなかなか休むことは難しいでしょう。
二つ目は、ホテルなどの観光関連の業界です。
ホテルや観光施設も多くの人が休みの時に客も多くなるため、休むことは難しくなります。
三つ目は、銀行などの金融業です。
基本的にお盆も銀行は営業しているため、従業員も勤務する必要があるからです。
四つ目は、病院などの医療関係や老人ホームなどの介護関係です。
外来診療は休診になるところもありますが、
その場合でも入院患者がいる病院は全員が休むわけにはいきません。
介護施設も利用者がお盆期間中もいるので、休むことは難しいです。
お盆休みがない会社の年間休日はどれくらい?
お盆休みがない会社と一言で言っても、他の期間での休暇の有無などが
会社によって異なるため、一概には言うことができません。
完全週休二日制の会社でその他に休日がない場合、年間休日数は105日になります。
祝日も休みの完全週休二日制で、年末年始と夏季休暇がある会社の場合は、
125日程度とされているので、約20日も休日数が違う計算になります。
お盆期間中は休みを取ることができなくても、
他の期間で夏季休暇などを取得できればいいですが、
そうでなければ厳しい労働条件と言うことができます。
お盆休みがとりにくい業界でも、業界によって休日年間数は異なります。
飲食等のサービス業は年間休日が100日前後というところも少なくない中、
金融業は120日程度と差があります。
尚、年間休日数には有給休暇取得日は含まれません。
お盆休みは有給休暇で休んでいる場合は、休日ではなく、
年間休日数にカウントされない点に注意が必要です。
お盆休みがない会社で不満を感じた時にやるべき事
お盆休みがない会社で不満を感じた時にやるべきこととして一つ目に、
休みを取るために行動することを挙げることができます。
お盆休みがなくても、有給休暇で休むことも可能です。
お盆期間は繁忙期で有給休暇の取得が難しい場合は、
別の時期にまとめて有給休暇を取る方法も考えられます。
自分の業務を調整し、上司に相談することをお勧めします。
二つ目は、転職することです。
お盆期間が忙しい会社だとお盆期間中に休むことは難しいので、
どうしてもお盆休みが欲しい場合は転職するしかないでしょう。
また、有給休暇すらまとめて取ることを認めてくれない会社の場合、
労働者の権利だからと争ってもいいですが、時間と労力もかかります。
お盆休みがある会社やまとめて休暇を取ることができる会社に転職する方が、早くて確実に解決できます。
休日や休暇は求人情報に記載されているので、
転職活動の際はきちんとチェックするようにしましょう。
まとめ
お盆休みがない人は40%程度いるので、お盆休みがない会社も珍しくありません。
飲食等のサービス業や観光業、医療関係などは仕事の関係上、
お盆休みがなくても仕方がないといえます。
ただ、お盆に休むことができなくても、
他の時期に休暇を取ることができる会社もあるので、
年間休日数は必ずしも少ないわけではありません。
お盆休みも休暇も取得することができないと、友達と疎遠になったり、
プライベートで楽しむ時間がなかったりと問題があります。
自分から休暇を取るか、転職することをお勧めします。
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